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ダクト工事の流れについて

皆さんこんにちは!

 

有限会社イーグル空調設備、更新担当の富山です。

 

 

シリーズ2: ダクト工事の流れ

 

 

今回は、ダクト工事がどのように進められるのか、その具体的なステップをわかりやすく解説します。

実際の現場ではどんな作業が行われているのか、少しでもイメージしやすくなれば嬉しいです!

 

 

 

1. 事前準備と設計

ダクト工事の第一歩は、現場の調査と設計です。

これが工事全体の基盤を作る重要なステージです。

 

 

現場調査

現地に赴き、建物の構造や使用目的、必要な空調能力を確認します。

以下のような点をチェックします:

建物内の空間配置や天井の高さ

配管の通る経路や障害物の有無

必要な空調の能力(冷暖房の効率を最大化するため)

 

 

設計

現場調査のデータをもとに、最適なダクトの配置やサイズを決定します。

設計段階で効率的な空気循環が実現できるかが、施工後の快適性やエネルギー効率に大きく影響します。

 

 

 

2. ダクトの製作

設計図が完成したら、それに基づいてダクトを製作します。

この工程では、精密な作業と材料選びが重要です。

 

 

素材の選定

用途に応じて、適切な素材を選びます:

亜鉛メッキ鋼板製ダクト: 一般的なダクトに使用されます。主に屋内での使用になります。

ガルバニウム鋼板製ダクト:上記鉄板より、耐久性に優れており、特に塩害の恐れがある場所で使用されます。

ステンレス製ダクト:耐久性が高く、腐食にも強いため、屋外や厨房、薬品工場で使用されます。

 

 

加工

ダクトを設計図通りのサイズや形状に切断し、必要な箇所には穴を開けたり、接続用のパーツを取り付けます。

この加工精度が高いほど、現場での設置がスムーズに進みます。

 

 

 

3. 現場での設置作業

いよいよ現場での設置作業に入ります。

この工程では、正確性と安全性が求められます。

 

 

据付作業

ダクトを天井や壁に取り付ける作業です。

固定にはボルトやサポート金具を使用し、しっかりと安定させます。

大規模な現場では、クレーンやリフトが使われることもあります。

 

 

接続作業

配管同士を接続し、空気が漏れないようにパッキンを入れたりクリップで締め付けを行います。

接続部分の密閉性が低いと空調効率が落ちるため、非常に丁寧な作業が必要です。

 

 

 

4. 最終確認と試運転

設置作業が完了したら、仕上げの段階です。

この工程は、システム全体が正しく機能するかを確認する重要なステップです。

 

 

動作確認

空調の動き: 冷暖房が均等に行き渡っているかをチェックします。

排気と給気のバランス: 汚れた空気がしっかり排出され、新鮮な空気が取り入れられているかを確認します。

 

 

仕上げ清掃

工事中に発生したホコリや汚れをきれいに清掃します。

清潔な状態でお客様に引き渡しができるよう、細部まで気を配ります。

 

 

 

ダクト工事のポイント

ダクト工事は、計画から施工、確認まで一貫して細心の注意を払う必要があります。

特に空気の流れに直結する部分だけに、少しのミスが快適性や効率に大きな影響を与えることも。

プロの技術と経験が光る仕事です!

 

 

 

次回予告

次回は「シリーズ3: ダクト工事で使われる道具と技術」をお届けします。

ダクト工事に欠かせない道具や最新技術を詳しくご紹介しますので、ぜひお楽しみに!

 

 

 

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今月からブログ更新頑張っていきます!

 

皆さんこんにちは!

 

有限会社イーグル空調設備、更新担当の富山です。

 

 

すっかり春のぽかぽか陽気となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

今月からブログ更新頑張っていきます!

 

 

シリーズ1: はじめまして!ダクト工事って何をするの?

 

 

「ダクト工事」という言葉は耳にしたことがあっても、具体的にどのような作業をしているのか、ピンとこない方も多いかもしれませんね。

今回は、ダクト工事の基本とその重要性について、お話しします!

 

 

 

ダクト工事とは?

ダクト工事とは、建物内で空気を循環させるための「空気の通り道」を作るお仕事です。

これにより、建物内の空気環境を整え、快適で健康的な空間を維持します。

 

 

 

主なダクトの種類

空調ダクト

エアコンの冷暖房を届けるためのダクトです。

窓のないオフィスや商業施設の空調設備には欠かせない存在で、心地よい室温を保つ役割を果たします。

 

排気ダクト

厨房や工場などで発生する煙や臭いを外に排出するためのダクトです。

特に飲食店や工場では、このダクトがなければ作業が成り立ちません。

 

給気ダクト

外の新鮮な空気を建物内に取り入れるためのダクトです。

換気の役割を果たし、空気の循環を助けます。

これにより、二酸化炭素濃度を下げたり、室内の空気をリフレッシュしたりできます。

 

 

どんな場所でダクト工事が必要なの?

ダクト工事は、私たちが普段利用するさまざまな建物や施設で必要とされています。

 

 

 

1. ショッピングモールやホール

建物内の環境を快適に保つためには、空調ダクトが必須です。

特に多くの人が利用する建物では、空気の循環と温度管理が重要になります。

 

 

 

2. 飲食店やトイレ

厨房では、煙や臭いが発生します。

これらを素早く外に排出するための排気ダクトが必要です。

適切に設置されていないと、室内に臭いや湿気がこもり、衛生的にも問題が生じることがあります。

 

 

 

3. 工場や倉庫

作業環境を快適かつ安全に保つためには、給排気ダクトが欠かせません。

特に粉塵や化学物質が発生する現場では、効果的な換気が従業員の健康を守ります。

 

 

 

4.食品工場やオペ室

大気中のごみの量が少ないクリーンルームにもダクトは必須です。

HEPAフィルターを使って空気中のゴミを除去して、クリーンな環境を作ります。

 

 

 

5.火災時

建物で火災が発生した際出る煙から、人が逃げる時間を作るための、排煙ダクトがあります。

建物にいる人の生命にかかわる大事なダクトです。

 

 

ダクト工事がもたらすメリット

ダクト工事は、ただの「配管工事」ではありません。

建物全体の機能性や快適性を大きく向上させる重要な役割を担っています。

 

快適な空間づくり: 空気の循環がスムーズになることで、室内が快適になります。

健康維持: 新鮮な空気が供給され、汚染された空気が効率的に排出されることで、健康的な環境を提供します。

省エネ効果: 正確に設計されたダクトシステムは、空調設備のエネルギー消費を抑えることができます。

 

 

これからのダクト工事ブログについて

今後のシリーズでは、ダクト工事の具体的な流れや現場で使用される技術、さらに私たちの日常生活を支えるダクト工事の裏側に迫ります!

 

 

次回のテーマ:
「シリーズ2: ダクト工事の流れ」

 

現場ではどのように工事が進められるのか?そのステップごとに詳しく解説します。

設計から設置、仕上げまでのプロセスをご紹介するので、ぜひお楽しみに!

 

 

 

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今後ともよろしくお願いいたします。