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ダクト工事のトラブル事例とその対策

皆さんこんにちは!

 

静岡県焼津市を拠点にダクト工事を行っている

有限会社イーグル空調設備、更新担当の富山です。

 

 

 

シリーズ5: ダクト工事のトラブル事例とその対策

ダクト工事は建物の換気や空調システムの要となる重要な工程ですが、施工時や運用開始後にさまざまなトラブルが発生することがあります。

問題が発生すると、建物内の空気環境が悪化し、エネルギー効率の低下やメンテナンスコストの増加につながることも。

そこで今回は、過去に発生した代表的なトラブル事例と、それらを未然に防ぐための対策について詳しく解説します。

 

 

 

トラブル事例と解決策

 

1. ダクトが構造物や他の配管等に干渉して図面のルートを通れない

 

 

 

【発生事例】

 

現場でのダクト吊り込み時に、図面の位置では他の配管にぶつかってしまい通れない。

 

 

【解決策】

サブコンの監督に相談し、新たなルートまたはダクトのサイズ変更をする。

ダクトサイズ・ルートは予定風量や風速等を考慮して決定しているため、適切な対応をしないと予定された空調ができない。

ダクトは現場ごとオーダーメイド・ハンドメイドで製作しているため、必要に応じて作り直す。

 

 

 

2. 接合部からの空気漏れ

 

【発生事例】

 

ダクトの接合部に適切なシール処理が施されていなかったため、空気漏れが発生。

これにより風量が低下し、空調効率が悪化してしまった。

 

 

【解決策】

 

接合部には必ず適切なシール材を使用し、確実に固定する。

定期的なメンテナンス時に接合部の劣化状況を確認し、必要に応じて補修する。

このようにダクト工事では設計ミスや施工不良が原因でトラブルが発生することがあります。

しかし、ダクト専門工事業者としての知識・経験を活かして担当者と打ち合わせをし、こうした問題を未然に防ぐことが可能です。

 

 

 

次回は「シリーズ6: ダクトのメンテナンスと定期点検の重要性」について解説します。

 

 

 

次回もお楽しみに!

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静岡県焼津市を拠点にダクト工事を行っております。

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